2017年11月28日火曜日

LINEのAIスピーカー「WAVE」買って使ってみた。おい、クローバー!

収入が減っている身なのでデジタルガジェットの購入がままならないこの頃。
今回は、韓国系企業のLINEが発売した「WAVE」がキャンペーン期間で、3,000円安くなってLINEミュージックの一年間無料券も付いたので勢いで買いました。

ええ、後悔前提で。

某量販店で購入したのですが、店員も理解が及んでいないようで、とんちんかんな説明をたっぷり受けました。
うんざりしたので、いったん売り場から離れて、店内を散策。

ITに疎いおじさんではありますが、一応インターネットは黎明期からやってますので、なめんなよ、と思ったわけです。
なので、再度売り場に立ち寄った時は別の店員だったので、先制パンチです。
「会社でAIスピーカーのスキル開発しているから、家庭用に一台購入しようと思っているんだが、在庫ありますか?」
完璧でした。店員は在庫を確認に走ります。
おかしな説明は回避して、ビッグカメラ立川店を後にしたのでありました。


下が幅広い感じの円柱です。
電源コードをコンセントに入れると「ポーン」と音が鳴って、セットアップを促します。
「LINE clova」アプリをインストールします。
すると、WAVWを探して登録します。
登録すると、話しかけるようにチュートリアルがアプリ上に表示されるのですが、スキップ。

■問題は複数登録ができるのか?

量販店の店員が「うろ覚え」的に生返事して、6台まで登録できますとか言ってたんですが、事前のリサーチでは複数台の登録情報はありません。
つまり、個人識別をして最適化するという商品ではないようです。
音声認識があるブルートゥーススピーカーと言っても良いでしょう。

確認するため、複数のiPhoneを用意して、「LINE clova」アプリでWAVE登録を試みますが、できませんでした。
一台登録すると、他のスマホのアプリで登録できないようです。

ならば、最初に登録した「LINE clova」アプリでWAVE登録削除を実行した後、他のスマホで登録を試みると、・・・成功です。
ちなみに、いったん登録した設定情報は保持されるようで、登録削除をした「LINE clova」アプリでWAVE登録を再度行っても、テレビや照明の設定情報は残っています。
ただし、「LINE clova」アプリごとに設定を行う必要があり、端末間での共有はしないようです。

■音声認識をLINEミュージックの再生で試す

結論から書いておくと、正答率は3割。
「クローバー」の呼びかけから失敗することが多く、4人で代わる代わる試したのですが、リビングの真ん中で囲むように実験したのに、認識率が低いのでした。
想定される間取りが6帖だとしたら、かなり静かな環境を基準にしたのではないかと、疑念がわきます。

LINEミュージックを使った音楽再生は、認識率の低さと「ありません」という聞ける曲が偏っているというか聞けないので、一割程度しかヒットしません。
アーティスト名や曲名も指定したのですが、どうやら機能的に無理っぽいです。
結果、スマホで探すという・・・本末転倒な結果でした。

スピーカーとしては普通の音でしかないので、怒る人も多いかもしれませんが、現実とはこんなものですね。

■家電操作はオマケにもならない

個人的には期待していた家電操作ですが、この商品企画というか設計した人とは、生活レベルが合わない感じです。ふん、どうせコッチは下層だよ。

とはいえ、テレビはPanasonicですが設定ができました。
照明はkoizumiですが、ちゃんと設定できました。
スマホのアプリで設定できます。

ところが、音声操作をテレビでやってみると「使えない」ことが分かってきます。
・チャンネル指定はできない。一つずつチャンネルを順送りするだけ。
・音声も一段階ずつ、上げ下げするだけ。
照明は点けるか消すだけです。LED照明ではめんどくさくて使っていない調光機能は対応してません。

いえ、最大の問題点は「設置場所が限られる」ことです。
テレビのリモコン受光部(赤外線)とWAVEの間は正面側にする必要があり、照明に至ってはリモコン受光部が天井にある場合、WAVE下部にある赤外線発光部が届く位置を調整して設置しなければなりません。逆さに置けと?
しかも、電源コードをつなぐ必要がある(バッテリー搭載だが、持ち運び用)ので、コンセントの位置も絡んできます。延長コードを使う場合は、足に引っ掛けないように配慮する必要があります。

物がない部屋、テーブルや棚が絶妙に配置されてコンセントがあるという、リフォームをしなければ無理な感じなんですよ。
製品改良をするなら、赤外線の発光部を上面に配置しなおすことを強く提案したいです。
WAVEの近くにティッシュボックスなどがあると、照明は反応しなくなります。
というか、下部に赤外線の発光部って、どんな設置場所を想定したんだろうって思うくらい不思議です。
壁面の棚に置くという選択だと、まず、「クローバー」と呼び掛けても認識率が悪いですし、テレビの直線確保はできても、棚の上に置かないと角度的に赤外線が届かないのです。
ちなみに、リビングのど真ん中で1mの高さに設置できれば、テレビも照明も操作できたのですが・・・。

■電源コード問題

電源コードはUSB-Cではなくて電源ジャックなので、長さを選べません。付属しているものを使わなくてはなりません。サードパーティであると思いますが、USB-Cなら手持ちのもので代替できたのに、残念です。

また、リモコン操作の関係で部屋の中心に近いところで使用する場合、足に引っ掛けないように取り回しに配慮が必要です。
これは、他のAIスピーカーでも同じことなので、問題としては小さいですね。

■三日目で使わなくなりました

購入から三日目で、「クローバー」という単語は家の中から聞かれなくなりました。
飽きたというか疲れた・・・。

・音質がイマイチ

これは、何かと聞き比べての話ではなくて、なんか物足りないという気がします。
価格的には仕方ない事ですが、それなりの大きさがある筐体なので。

・音声の認識率が低すぎる

何度呼びかけてもスルーされるというのは、心が折れます。
そして、反応したと思っても、思った曲が流れない。疲れます。

・家電操作が面倒すぎる

テレビも照明も、「点けるか消す」の二択なら問題ありません。
でも、チャンネルを変えたり音量の上下は、最もしたいことです。
ラジオも聞けるのですが、操作が問題なのは同じです。

以上、やっちまったデジタルガジェット購入としてレベルの高い製品でした。

■追記

ラジオですがradiko.jpで聞けます。
J-WAVEだけ選局反応しました。他は認識されていないです。

■追記

2017.12.14.が今日なんですが、ここ数日間で「クローバー」と呼んでもいないのに、「ポン」と反応します。
どうやら、テレビの音声に反応しているようなのですが、「クローバー」と聞こえたことはないです。ぶ、不気味です。
そのうち、一人で何か喋っていたらしいです。AIの独り言かい!?

■追加 2017.12.26

クリスマスは、クリスマスソングを掛けるために久々に使いました。
ただ、思った通りの曲がかからず、おそらくLINE MUSICに取り扱いのないため、オルゴール曲がかかって寂しい気分になるというオチ。
いろいろ課題がありすぎるが、これをクリアしたら製品としては素晴らしいものになるでしょう。
いま、UI/UXはクソです。

■2019.3.26.追記

完全放置を継続中。

■2020年3月26日

電源が入っておらず、リセットも反応せず、ハードがご臨終されたようです。
ちなみに、グーグルさんもアレクサさんも元気です。

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